サンフルール市で初めての開催となる外国をテーマとしたイベントで日本がテーマに選ばれ、「Les art de Japon」として開催されることとなったため、日本酒の試飲、観光PRのためのパンフレット配布及び書道のワークショップを行いました。
会場はステンドグラスの美しい歴史ある建物で、日曜日は会場の目の前の広場でマルシェが開かれており、多くの方が来場し賑わいました。
サンフルール市は、市内にあるサンヴァソン高校と兵庫県の丹波篠山市にある東雲高校が農業高校同士の交流を行っており、その縁とサンヴァソン高校の校長先生の熱意により今回のイベントが実現しました。
サンヴァソン高校のブースでは、地元の名産品のカンタルチーズを蛸の代わりに入れたオリジナルたこ焼き「カンタル焼き」やみそ汁が振舞われ、ヨーヨーやチョコバナナなど日本のお祭りの必需品も用意されました。
書道のワークショップでは「フランス」や「サンフルール」「自分の名前」を筆と墨で書く体験を行い、子供から大人まで多くの方に日本の書道文化に触れていただくことができました。
目の前でお手本を書くと、書き順や筆運びに皆興味津々で、初めて書道をしたという声もたくさんいただきました。
イベントのオープニングセレモニーでは、兵庫県パリ事務所長から「今回のイベントをきっかけにして日本に興味を持ってもらい、海外旅行ができるようになったらぜひ兵庫県に訪問いただきたい」との挨拶を行いました。
今後、サンヴァソン高校と東雲高校の高校同士の交流に留まらず、サンフルール市全体で交流の機運が高まるよう、兵庫県パリ事務所も引き続き支援をしていきます。
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