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兵庫県×ノール県

 兵庫県の友好交流先であるノール県をご紹介します。

 ノール県はフランスの最北部に位置することから、フランス語で北という意味のNordと言う名がつけられたそうです。ベルギーと国境を接し、ベルギー西部、オランダ南部と共通の文化圏を形成していることもあり、駅の表示にはフランス語、英語だけでなく、フラマン語も表記されています。街中の様子もパリとはまた違った雰囲気。


県庁所在地リール市中心部の街並み。



 兵庫県とノール県の交流の歴史はというと、2004年にパリ事務所開設10周年記念事業として淡路人形浄瑠璃をノール県で上演したことを契機に交流が始まり、2013年9月19日に「兵庫県・ノール県共同声明」に調印しました。2016年には兵庫県で経済セミナーを開催するなど、経済分野でも交流があります。また、須磨学園とモンテベロ高校との学生交流、神戸大学とリール第3大学との学術交流といった教育分野でも交流があります。



 今回は、須磨学園と交流をしているLycée International Montebello -モンテベロ高校-を訪問しました。校長は最近モンテベロ高校に赴任されたそうですが、以前勤めていた高校でも、須磨学園とモンテベロ高校の交流が盛んだという話はご存知でずっと気になっており、今回交流事業に関わることができて嬉しいとおっしゃっていました。


 ここでは日本語クラスが開講されており、授業も見学させていただきました。受講希望者が多く、選抜も行われるそうです。現在は、コロナの影響でクラスの人数を半分に分けて授業がされています。

 本日のテーマは店での客と店員の会話。商品について客が尋ね、店員が答えるというシチュエーション。

「このワインはどこのワインですか?」「これはボルドーのワインです。」

…といったやりとりが例文で出てきていました。みんなスラスラ読んでいるので、日本語を勉強し始めてどれくらいか聞いてみたら、なんと4ヵ月!日本語クラスがスタートした当初は、ひらがな・カタカナを覚えるところからスタートしたそう。

 また、なぜ日本語に興味を持ったのか聞いてみました。日本の文化が好きで、日本に行きたいからだそうです。ちなみに、日本の文化って?と聞いてみたらやはりアニメだそうです。アニメがきっかけで日本に興味を持つフランス人の多さはこちらでとても感じます。


日本語クラスの様子。



 ちなみに、訪問日は校内の先生も人数が少なかったのですが、その理由はコロナではなくてストライキ。l'Education Nationale(全国教育組合)という労働組合が「低賃金、教師の不足、多大な業務」を訴えるためストを呼びかけ、それに教師が応じたようです。リール市のニュースによると21の教育施設で25%以上の教師がストに参加していたそう。ストをすることは事前にSMSなどで保護者に通知されるそうです。各職業の労働組合がストをするのが日常茶飯事なフランス、生徒たちも慣れたもので、先生が学校に来なくても気にしないようです。モンテベロ高校の校長先生によると、ストへの参加・不参加は教師自身の自由なんだそうです。



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