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  • 執筆者の写真Hyogo Paris

バルビゾン村×朝来市

 兵庫県はフランスの4県と交流がありますが、県内市町にもフランスにおける友好交流先の自治体があります。今回は、朝来市と交流があるバルビゾン村をご紹介します。


 バルビゾン村、ご存知ですか?兵庫県の友好交流先であるセーヌ・エ・マルヌ県に位置し、パリからわずか50キロの距離にあります。美術や歴史の教科書にも登場する村なので、一度は耳にしたことがある名前ではないでしょうか。「落穂拾い」の絵画で知られるミレーをはじめとした風景画家が、19世紀にこの村に集まり制作活動をしていたことから「バルビゾン派」と称されました。

 竹田城をはじめとした山と森に囲まれている朝来市と、フォンテーヌブローの森に囲まれているバルビゾン村。自然にあふれた2市は、平成20年から芸術文化の分野に特化した交流を推進してきました。この交流は、国際化を求めていた「画家の村」であるバルビゾン村が、芸術に興味がある自治体がないかどうか、兵庫県に打診したことから始まりました。



バルビゾンの村役場。とても自然豊かなところです。



ミレー記念館。フランスの外出禁止は解除となりましたが、

集客施設は1月7日まで閉鎖されています。



 現在は、学生の相互派遣が行われており、昨年はバルビゾン村から学生2名が1週間ほど朝来市に滞在し、ホストファミリーとの交流、 茶道、着付け、水墨画など日本文化の体験、高校生活の体験をしました。参加した生徒は「とても貴重でよい経験になった」と喜んだそうです。

 また、昨年は友好10周年記念事業としてフォトコンテストが開催され、入賞作品の展示が行われました。


 先日、バルビゾン村を訪問し、村長にお会いしたところ、このコロナという状況に負けることなく、これからももっと交流を深めていきたいとおっしゃっていました。


バルビゾン村長(右奥)と副村長


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